他のPCに仮想マシンを導入してSSH接続をしたかったのに、接続するのにハマってしまったので、試したことを備忘録として残すことにしました。
同じような状況に陥っている方にとって参考になれば幸いです。
目次
状況
接続元と接続先のPCの情報は下記の通りです。
・OS:Windows10
・セキュリティ対策ソフト:カスペルスキー
・事象:接続先にpingコマンドを実行しても通らなかった。
Windows10のファイアウォールの確認
WIndows10の標準に搭載されているファイアウォールを確認したところ、下図のように設定を変更ができないようになっていました。
変更する場合はウィルス対策ソフトからになるようです。
ウイルス対策ソフト(カスペルスキー)のファイアウォールを切る
次に試したのはカスペルスキーのファイアウォールを無効化して、WIndows標準のファイアウォールでpingが通るかの確認です。
もし、これで通らなければWindows標準のファイアウォールの設定で通信を遮断している可能性があります。
逆に、pingが通ればカスペルスキーのファイアウォールの設定で通信を遮断していると考えられます。
実際はカスペルスキーのファイアウォールを無効化することで、pingが通りました。
ウイルス対策ソフト(カスペルスキー)のファイアウォールの設定を変更する
上の確認でカスペルスキーのファイアウォールの設定が原因と分かったのですが、ここからは思考錯誤でした。
結果分かったのは、「使用可能なネットワーク」の設定を変更する必要があるということです。
以下、設定変更の手順です。
ここではカスペルスキーの手順ですが、他のウイルス対策ソフトにも同様の設定場所があると思いますので、確認してみてください。
1.カスペルスキーを起動して、歯車マークをクリックします。
2.設定画面を開いたら、プロテクション > ファイアウォールをクリックします。
3.ファイアウォールの設定を開いたら、「使用可能なネットワーク」をクリックします。
4.ここのネットワークの種別がデフォルトで「パブリックネットワーク」になっているので、「プライベートネットワーク」または「信頼済みネットワーク」に変更します。
これでファイアウォールのネットワーク設定が変更されます。
私の環境ではこれでpingが通るようになりました。
もしまだ、pingコマンドを実行して通らなければ、パケットルールなどを変更する必要があるかもしれません。
まとめ
今回はWIndows同士でpingが通らなかった時の対応方法でした。
扱う頻度としては低いですが、一度はまってしまうと時間がかかるところでもあります。
他にも色んなことが原因で繋がらないこともあるので、対応した内容を残しておくことをおすすめします。
参考